- 神戸市・こうべし
- 都市と農村が共存する神戸市は、多種多様な産業が育つまち。1995年の阪神・淡路大震災から復興を遂げた今、地場産業の高付加価値化に挑んでいます。
国内屈指の貿易港である神戸港に、都市機能を備えた人工島・ポートアイランドが広がる神戸市。阪神・淡路大震災で物流産業が低迷したことから、医療産業のイノベーションを復興の旗印として掲げ、先端医療の研究開発機関をポートアイランドに集積しました。
また神戸は市街地と里山の距離が近く、その地の利を生かした取り組みも盛んです。さらに近年では神戸空港の発着枠拡大によって、地域都市間の交流が増加。今後は神戸空港の国際線化が控えており、グローバル人材との協働や新事業の展開も期待されています。
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医療産業都市 -
里山暮らし
神戸市が直面している問題やポテンシャル
神戸は多様性に富む一方で、企業同士の連携は弱いのが現状。その結び付きを強化するアクションとして、神戸市主催の「プロジェクト・エングローブ」が始動しました。中小企業とクリエイティブ人材の共創を支援することで、ESG経営による「地球にいいビジネス」を生み出しています。また農村部においては、自然環境を生かしたSDGsプログラムが充実。次世代を担う人材の育成や社会問題の解決を推進しています。
担当する先生からのメッセージ鶴田 宏樹
神戸市はおしゃれな街並みが並ぶ都市部と農村部が距離的に近いという独特な特徴があります。阪神・淡路大震災で受けた大きな被害からの復興を実現した都市でもあり、現在は新しい未来社会を創っていくための実験都市としても位置付けられています。未来に向けて解決すべき問題の中には、皆さんが設定した問題と非常に類似した問題もあると思います。皆さんが考える提供価値を一緒に検証していきましょう。
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