宮城県女川町

写真提供:女川町
女川町・おながわちょう
太平洋に面する女川町は、水産業を経済基盤とする港町。東日本大震災による壊滅的被害からの再生は、復興まちづくりのモデルケースと評されています。

2011年に巨大津波に襲われた女川町は、地域住民と行政が一丸となって復旧・復興に取り組みました。まち全体のかさ上げや住宅地の高台移転により、防潮堤が目立たない景観づくりと防災機能を両立。海が見える生活環境と新たな商業・観光エリアを整備しました。

津波被害の大きかった被災地の中でも、復興へのスピードが速かった女川町。その推進力となったのが、震災以降に強化された民間主導の公民連携です。さらに復興のまちづくりが若い世代に委ねられたことで、未来志向型の持続可能な地域開発が加速しました。

  • 被災直後
  • 復旧後

女川町が直面している問題やポテンシャル

被災前の女川町の人口は約1万人でしたが、現在は約6000人まで減少。震災による人口急減と少子高齢化の進行は、深刻な地域問題となっています。そこで女川町では「100年先の子どもたちに誇れる町」を将来像として掲げ、人口減少下でも賑わいや地域経営が持続するまちづくりを構想。この町に「住み残る」「住み戻る」「住み来たる」の拡大に向け、地域創生の担い手や熱意あふれる挑戦者を求めています。

担当する先生からのメッセージ武田 浩太郎

人口規模が小さい分、提供しようとする価値が認められた時の意思決定のスピードが早く、また提案が実装された時のインパクトも実感しやすいでしょう。公民連携室の職員や、まちづくりに取り組むアントレプレナー達、住人の方々等との対話を通じて、事業プランだけでなく自らをも磨く場として欲しいです。

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